やる気は出てくるものじゃなかった!?
前回は目標設定について書きましたが、今回は立てた目標を達成するためのやる気に関する内容を言及していきたいと思います
あなたは知らずしらずのうちにやる気を削いでいた
「今日はあれをやろう」
「明日はバイト休みだから少し勉強しとこうかな」
「通勤時間に資格試験の勉強をしよう」
などと目標を考えている間は皆さんやる気に満ち溢れ、達成するイメージが湧いていますよね
しかし、いざ始めるとラインの通知がきたり、友達に話しかけられたり、スマホに入ってるゲームをついつい開いてしまったりと気がつけば時間を無駄にして、まあいいかという結果に終わる
また、別の目標を立てた時も気がつくと他のものに気を取られ30分、1時間と経過していた
もしかしてキングクリムゾンを使われてるんじゃないかなんてことありますよね
これは、みなさんのやる気が足りないわけでも、集中力がないわけでもないんです
行動経済学者ディリップ・ソマンとアマール・チーマの研究では協力者に24枚のクッキーの箱を渡しました
Aチームの協力者には
剥き出しでクッキーが入っている箱を渡しました
Bチームの協力者には
1枚1枚クッキーが個包装されている箱を渡しました
こんな実験意味あるの?
どっちもクッキー食べるだろ
と思いませんか
結果
Aチームは
平均して6日間でクッキーを全て食べてしまいました
対して
Bチームは
平均して24日間でクッキーを完食しました
つまり、
行動に必要なアクションの数が減ると、早く行動に移るようになり、
必要なアクションの数が増えると、行動に移るまでがゆっくりとなってしまう
ということ
皆さんも、ふとスマホを手に取るとSNSをチェックしたり、ゲームアプリを開いたり、YouTubeで動画を見だしたり
なぜでしょう?
スマホは限りなく無駄を省き、単純で直感的な操作で使用できるようになっています
つまり、そこにゲームや動画サイトなどの誘惑があればそこに注意が引かれることは必然のことなのです
僕たちの行動はアクションが少ない方へと流されます
ですからアクション数を意図的に変化させることで、悪い習慣を無くして、良い習慣を獲得する手助けになります
具体化
例えば、ツイッターをよく見てしまい時間を浪費してしまう
といった問題の場合
スマホ上で後ろの方のページにツイッターのアイコンを置いたり、
ツイッターを開く時に打ち込むのが面倒臭いほど長いパスワードを設定したり
(アプリをロックするアプリを使う)
ツイッターを開くまでにいくつかのステップを設けることをしましょう
逆に、積極的にやって行きたいことの場合は
TOEICの学習をやりたい場合
机の上にあらかじめテキストを用意しておいたり、
先程述べたように、スマホは単純な操作が可能でついつい触ってしまうという現象を利用して
スマホを開いて一ページ目に学習関係のアプリを設置しておく
といったことをしておくと良いです
まとめ
やりたいことは手順をなるべく少なく
やめたいことは手順をなるべく増やす
以上が今回の内容となります
いかがだったでしょうか?
もし、興味を持った方は今後の記事も是非閲覧お願いします
また、今回得た内容の実践も忘れずに!
では